2020年09月05日

「十便十宜」  池大雅展

DSCN9719.JPG 大雅ならばこの詩にどんな絵を描くのだろ
「十宜図 宜陰」                         うか 山荘の窓辺に己の姿か
                                   
峰々に作意の橋や人影は無し


  煙霧蒙蒙莫展開  煙霧蒙蒙として展開せずみねみね
   好詩憑著K云催  好詩はK云の催せるあいだ(憑著)になる
  卷帘放卻觀天眼  帘(すだれ)を卷いて放卻し天眼もて觀れば
  多少奇峰作意來  多少の奇峰作意來る

煙霧が蒙蒙と降って視界が開けない、だが好詩は黒雲の垂れ込めているうちに作るものだ、すだれを巻き上げてよく見れば、多少の奇峰が作意を催す

黒雲の垂れ込める山の様子を歌う。そんな黒雲こそ好詩をつくるように作意を催すものだと逆説的な言い方をしている。
posted by 大星雲 at 16:26| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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